資産はいくらありますか?

資産一覧表イメージ

「預貯金はいくらありますか?」
と尋ねられて、サッと答えられる方はなかなかいらっしゃいません。
社会人になったばかりなら、即答できるものですが、40代50代と歳を重ねてくると、
知らぬ間に預金通帳も何冊もたまってしまい、それぞれに少しずつ入っているから、
総額は分からないという方がほとんどです。

「保険を解約したらいくらになりますか?」
これはまず答えられない質問ですし、意味が分からないという方がほとんどです。
生命保険には、解約返戻金(かいやくへんれいきん)というものがあり、解約するとお金が戻ってくるお金のことです。そのまんまの日本語ですね。
これも資産の一つです。
私がよくいう貯蓄性の保険は、この解約返戻金があるものです。
支払った保険料の総額より、多くの解約返戻金が返ってきたらどうでしょうか?
さらに生命保険料控除で税金も戻って来ます。
これもあなたの大切な資産です。

「株や投資信託はお持ちですか?」
持っているかどうかは即答していただけますが、いくらかはよく分からない。
「儲かっているかどうかもよく分からない・・・」
「損をしているので、塩漬けにしています。」
こんなお返事をよくいただきます。
変動しますが、当然、これはあなたの資産ですよね。

「不動産はお持ちですか?」
これは、住んでいるマンションだけという方が多いのですが、マンションを売ったらいくらくらいになるかご存知ない方も多いものです。
ぜひ一度調べてみて下さい。
アラフィフ世代はそろそろ終の棲家をイメージしてみてもいいのではなでしょうか?

「ローンの残高は?」
これもなかなか答えられないものです。
住宅や車のローンだけでなく、クレジットカードの未払い分もここに入ります。
マイナスの資産こそきちんと把握しておきたいものですね。

人によっては、これ以外にも資産があるかもしれませんが、
今、ぜ~んぶ精算したらいくらになるか?
それをハッキリさせるために、「資産一覧表」をまず作成しましょう。
今いくらあるかが分からないことには、老後のためにいくら準備すればいいか分かりません。
2000万円不足するというのも個人差があります。
老後の準備の第一歩!
まずは資産いくらあるか、現状把握してみて下さい。

拙著『たった2分!50歳からのガマンしない貯蓄術』P197にサンプルがありますから、
参考にして下さいね。

また、作り方が分からなければ、お手伝いしますので、遠慮なくご連絡下さいね。

でも、まずは自分でトライしてみて下さい。
だって、あなたの資産なんですから。
わからないなんておかしなことです。

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