【えっ、アメリカじゃないの?】世界のお金が一番集まるのは香港でした

こんにちは
ファイナンシャルプランナーの深川恵理子です。
7月12日の日経新聞を読んで、「へぇ!」と思った記事がありました。
一面のチャートは語る【富裕層資産 されど香港へ】という記事です。
私はこれまで、
「世界のお金はアメリカに一番集まっている」
と思っていました。
最近は新NISAでS&P500やオルカンに投資する方も増えていますし、「世界中のお金がアメリカへ向かっている」というイメージがありますよね。
ところが、日経新聞には意外なランキングが載っていました。
世界のお金を預かって管理している場所は、
1位 香港
2位 スイス
3位 シンガポール
そして、アメリカはその後だったのです。
「えっ?アメリカじゃないの?」
私も最初は驚きました。
でも、記事をよく読むと理由が分かりました。
実はこのランキングは、
「何に投資しているか」ではなく、「どこの国で資産を預かってもらっているか」
というランキングだったのです。
例えば、中国のお金持ちが香港の銀行や証券会社にお金を預け、そのお金でアメリカのS&P500を買ったとします。
投資先はアメリカですが、お金を管理しているのは香港。
だから、この統計では香港に集まったお金として数えられるのです。
つまり、
「香港にお金が集まっている」
ということと、
「アメリカに投資されていない」
ということは、まったく別のお話なんですね。
S&P500やオルカンには、今も世界中のお金がたくさん投資されています。
ただ、そのお金を預かっている窓口が香港やスイスというケースが多い、ということなのです。
もう一つ興味深かったのは、香港の存在感です。
ここ数年、
「香港はもう終わった」
「金融センターはシンガポールへ移った」
というニュースをよく見かけました。
私も、そんなイメージを持っていました。
ところが、実際のお金の流れを見ると、香港は世界一。
もちろん、中国にはさまざまなリスクがあります。
それでも世界中のお金持ちは、
「リスクがあるから何もしない」
のではなく、
「リスクを理解したうえで、どう資産を守り、増やすか」
を考えて行動しています。
ニュースだけを見ていると、不安な情報ばかりが目につきます。
でも、お金の流れという「数字」を見ると、また違った景色が見えてきます。
投資では、イメージや噂だけで判断するのではなく、
実際にお金がどこへ動いているのかを見ること。
これが、とても大切なのだと改めて感じた記事でした。
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