帰省時には両親・祖父母のフレイルチェックを

こんにちは
ファイナンシャルプランナーの深川恵理子です。
夏休みは、帰省を予定されている方も多いのではないでしょうか。
久しぶりにご両親やお祖父様・お祖母様と過ごす時間は、とても貴重ですよね。
せっかく直接会える機会だからこそ、親世代の“今の健康状態”をさりげなく確認してみるのも大切だと感じています。
電話では元気そうでも、実際に会ってみると
「歩く速度がゆっくりになった」
「食が細くなった」
「物忘れが増えたかも」
など、小さな変化に気づくことがあります。
日本人の平均寿命は、男性81.09歳、女性87.13歳と世界トップレベルですが、
一方で「健康寿命(健康上の問題なく日常生活を送れる期間)」は、男性72.57歳、女性75.45歳と言われています。
つまり、平均寿命との差である男性約8.5年、女性約11.6年は、
何らかのサポートや介護が必要になる可能性がある期間とも言えます。
介護は、身体的・精神的な負担だけでなく、経済的な負担も決して小さくありません。
生命保険文化センターの2024年度調査によると、
住宅改修や介護ベッド購入などの一時費用は平均47.2万円、
さらに月々の介護費用は平均9万円かかるそうです。
しかも介護期間の平均は4年7カ月。長期化するケースも少なくありません。
だからこそ大切なのは、「介護が必要になってから」ではなく、“その前”に気づくこと。
最近よく耳にする「フレイル(虚弱)」は、健康と介護の中間のような状態を指します。
早めに気づいて対策をすることで、健康寿命を延ばせる可能性があると言われています。
帰省のタイミングでおすすめなのが、フレイルチェックシートの活用です。
厚生労働省や自治体、公益財団法人長寿科学振興財団などが無料で公開していて、
- 友人宅を訪ねていますか?
- 階段を手すりなしで上れますか?
- 床に落ちた物を中腰で拾えますか?
など、生活や身体機能について確認できる内容になっています。
「まだ大丈夫かな?」を感覚だけで判断するのではなく、親御さんと一緒にチェックしてみることで、今の状態を客観的に把握できます。
必要に応じて、医師への相談や介護予防教室への参加など、早めの対策につなげることもできます。
お金の準備ももちろん大切ですが、まずは“今の状態を知ること”。
帰省の時間が、親御さんのこれからを考える優しいきっかけになればいいなと思います。
生命保険文化センター「介護にはどれくらいの費用・期間がかかる?」
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そんな軽い気持ちで大丈夫です。
お会いできるのを、楽しみにしています。

