介護もお金も苦労する『認知症介護』

こんにちは
ファイナンシャルプランナーの深川恵理子です。
先日、アクサ生命主催、一般社団法人日本顧問介護士協会の西山猛司専務理事によるセミナー
「介護もお金も苦労する『認知症介護』の実態と対策」
に参加してきました。
協会の理念は、
「介護のことで困る人と困る量を圧倒的に少なくする」
「家族の介護があっても働き続けられる企業を増やす」
というもの。
セミナーで何度も繰り返されていたのは、
「介護はきれいごとじゃない。他人事じゃない。」
という言葉でした。
介護はいつか来るものではなく、ある日突然やってきます。
実際、身内の介護に関わる人は90%以上。
いわゆる「ピンピンコロリ」で最期を迎えられる方は1割にも満たないそうです。
介護が必要になる原因は、
1位 認知症
2位 脳血管疾患
3位 転倒・骨折
女性では認知症が最も多く、男性では脳血管疾患が最も多いとのことでした。
介護が必要になると、まず介護認定の申請を行います。
市区町村や地域包括支援センターに相談し、
申請
↓
認定調査
↓
審査・判定
↓
認定
↓
介護サービス利用開始
という流れになります。
そして介護生活は大きく二つの選択肢があります。
一つは施設介護。
家族の負担は軽くなりますが、費用は月16万~37万円程度、平均約22万円。
もう一つは在宅介護。
費用は平均月4万円程度ですが、家族の負担は大きくなります。
食事、移動、排泄、入浴など、日々の生活を支え続けることになります。
さらに認知症介護になると状況はより深刻になります。
認知症は進行すると、
「同じものを何度も買う」
「財布を盗まれたと言う」
「ここはどこ?」
「あなたは誰?」
という状態になり、家族は常に目を離せなくなります。
年間約18,000人もの認知症高齢者が行方不明になるというお話もありました。
また、認知症かな?と早めに気付くポイントとして、
- 趣味や仕事を続けられているか
- 友人との交流があるか
- 外出しているか
- 最近のニュースを理解しているか
といった行動面や、
- 冷蔵庫に賞味期限切れの食品が増える
- 同じ物を何度も買う
- 部屋が散らかる
- 身だしなみに無頓着になる
などの変化が挙げられていました。
そして今回、私が特に印象に残ったのは「認知症予防」のお話です。
脳や身体の健康を保つために大切なのが、水分補給。
最低でも1日1,300ml、
目安は「体重×30ml」。
水分不足は血液循環を悪くし、老廃物を溜め込みやすくなるため、物忘れや疲労感、認知機能の低下にもつながるそうです。
150~200mlずつ、こまめに飲むことがポイント。
喉が渇いてからではなく、意識して飲む習慣が大切とのことでした。
セミナーを聞きながら、私自身も4人の親の介護に関わった日々を思い出していました。
介護は決して他人事ではありません。
いつ、どんな形でやってくるかは誰にも分かりませんが、だからこそ準備できることは少しずつ始めておきたいと思います。
まずは今日から、意識してお水を飲もうと思います。
次回は、セミナー後半の「介護とお金」についてお伝えします。
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