原油価格が上がると私たちの生活は?

こんにちは
ファイナンシャルプランナーの深川恵理子です。
2月28日、米国とイスラエルがイランへの直接攻撃を実施しました。
イランの最高指導者ハメネイ師が死亡したとの報道もあり、今後の中東情勢が大きな注目を集めています。
その影響を真っ先に受けているのが「原油価格」です。
原油価格が上がると、どうなるの?
すでにWTI原油価格は1バレル67ドル台まで上昇(年始比約18%高)。
今後さらに上昇する可能性もあります。
日本は原油輸入の約94%を中東地域に依存しています。
もしイランがホルムズ海峡を封鎖するような事態になれば、エネルギー価格は急騰する可能性があります。
すると…
- ガソリン代の上昇
- 電気・ガス代の上昇
- 食品や日用品の値上げ
つまり、「また家計がじわじわ苦しくなる」リスクがあるのです。
ようやく回復の兆しが見えていた個人消費が、再び冷え込む可能性もあります。
日銀の追加利上げは後ずれする?
原油価格が上がると、「物価は上がる」一方で「景気は悪くなる」可能性があります。
これはいわゆる
悪いインフレ(コストプッシュ型インフレ)
この場合、
- 政府は消費税減税や給付付き税額控除を議論する可能性
- 日本銀行は景気悪化を警戒し、追加利上げに慎重になる可能性
が考えられます。
つまり、金利上昇は少し先送りになる可能性が出てきます。
住宅ローン(変動金利)の方にとっては、急激な負担増は当面避けられるかもしれませんが、一方で物価高は続く可能性があります。
「金利」と「物価」、両方を見ながら家計戦略を立てる必要がありますね。
混乱のなかで迎える米雇用統計
次に注目されているのが、3月6日に発表される米雇用統計です。
トランプ関税をめぐる違憲判決後の新局面での発表となり、市場の関心が非常に高まっています。
今回のポイント
- 非農業部門雇用者数は6~7万人増(大幅鈍化予想)
- 失業率は4.4%へ上昇予想
- 平均時給の伸び率(賃金インフレ)が重要
もし、
- 雇用が悪化
- でも関税の影響で物価は上昇
という状況になれば…
米FRBは
- 利下げしたい(景気対策)
- でもインフレは抑えたい
という板挟み状態になります。
その結果、ドル円相場は乱高下する可能性があります。
私たちはどう備える?
不安定な相場環境では、次の3つがとても大切です。
- 生活防衛資金をしっかり確保
- 投資は長期・分散・積立を徹底
- 外貨資産を持っている方は為替変動を前提に考える
ニュースに振り回されるのではなく、
「私は何年後のお金のために運用しているのか?」
という軸を持つことが何より重要です。
世界情勢は私たちがコントロールできません。
でも、家計と資産配分はコントロールできます。
不安なときこそ、数字で整理し、冷静に。
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